解剖学~血管Part1#3
どうも、日本のみなさん、おはようございます?こんにちは?こんばんは?(笑)
今日も解剖学についてお話しようと思います!
目次
前回の復習
前回は脊髄神経についてお話してまいりました。
脊髄神経は、脳以外の体のいたる部分に張り巡らされていました。
ひとたびその神経を傷つけてしまうと、一生モノの傷となってしまうのでした😅
皆さんも経験からわかる通りあの肘ジーンってなる痛みは何とも言い難いぶつけたのとは違う痛みですよね、あれが切れてしまう...
想像しただけでもぞっとします(笑)
なるべく大けがはしないようにしましょうネ!
まだ読んでない方は↓をチェックしてみてください!
Introduction
さあ今回は神経からいったん離れて血管系について話そうと思います!
皆さんよくテレビなどでお聞きする○○梗塞っていう病名あれっていったいどういったメカニズムなんだ?
っといったところに着目して血管を学んでいこうと思います。
動脈Ⅰ
皆さん、動脈といわれると、
「あー、人間の体の中を流れてる、血か」
みたいなイメージあると思います。
実際にどこに流れてるのか?みたいな質問をしても
「体全体」
とすぐに答えれると思います。
では、動脈の役割は?っと聞くと、
すこし回答率が下がるのではないでしょうか?
大体は、心臓から出てる血液とか、少し勉強をした人なら、酸素を含む血管で、からだ中に心臓から送り出される血管というような回答が出てくると思います。
この辺りはみなさん「うんうん」とうなづいてくれると思っています(笑)
では、よくこんなこと聞きませんか?
「血管詰まって死ぬで?」
これってどういうことでしょうか?
(*おいおい、いままで動脈の話してたやんけ、ちゃう話すんな!と思った方すみません。
話しの構成作るのが下手なんですごめんなさい(笑)、以後精進してまいります)
血管が詰まったらそれは良くないことやとは思うけど、
さすがに死ぬってまでは...と思う方いると思います。
結論から言うと、普通に、死にます
しかし、現在の医療であれば早期発見で治療ができます。
まず血管が詰まる。
どこの血管?何が詰まんの?
と思いませんか?実はこれは
動脈でおこり、凝固した血が詰まる
のです。
この詰まるという現象を理解するにはまず動脈の構造を理解する必要があります。
動脈の構造
動脈には2種類あり少し伸びたり収縮したりする弾性型の大動脈というのと、筋性型の動脈というのがあります。
普段、私たちが言っている動脈とはこの筋性型の動脈です。
そして大動脈というのはとてもぶっとい動脈で、上行大動脈などがあげられます
その動脈は3層構造をとっており、3層の下に血が流れています。
その3層で一番内側にあるのを内膜というのですが、ここには
血管内皮
と呼ばれるものがあります。
実はこの内皮がとても重要で、血液は内皮という空間から出ると血小板という血液を凝固する血液成分の一部が働きだし、凝固された血液が作られてしまうのです。
この血小板ですが、なんでそんなものあるんだ!と思うかもしれませんが、
これはとても重要な血液成分の1つで、皆さんがけがをした時、時間がたつと血は固まっていきますよね?
固まらないと、相当やばい病気になっている可能性がありますので、一度病院へ(笑)
その血を固まらせて出血を防いでくれているのがこの血小板なわけです。
つまり、この内皮から血が出るというのは血小板から見たら傷ができたと同じ認識ですので、血小板が働いたのだと考えられます。
そして、その固まったものを血栓というのですが、これが動脈につまり、皆さんが知っているように、動脈は心臓から体へと血を送るのですから血が送り届けられなくなり、窮地に陥るというわけです。
この体に送り届けられる先が脳で、その脳に行く血管が詰まると脳梗塞というように名付けられています。
○○梗塞はどこでも起こるのではない?
しかしここで疑問が一つ生まれます。
動脈って体全体に送られるのだから腕に行く動脈だってあるんだから、腕梗塞だってあるんじゃ?
もちろん、そんなことができたらありますが、実際には腕の血管が詰まるというようなことは起こらないです。
なぜなら、
1つは、腕の血管が太く血栓が詰まらないということ。
もう一つは吻合により側副循環路となっていることが関係しています。
側副循環路の仕組み
吻合とは、違う血管と血管がつながっている。言い換えるとあみだくじのようになっているということです。そしてあみだくじの終わりが、その動脈が血を送り届ける先の臓器となっており、そこの吻合のない動脈を終動脈といいます
また血液があみだくじ上になっているため終動脈以外の動脈がたとえ詰まったとしても他の吻合をたどったら無事目的地まで到達できますよね?😁
イメージとしては、一回通った道もOK、後ろに行ってもOKなあみだくじを想像してまらったらいいと思います。
絵で表すとこんな感じ↓
頑張って書きました(笑)
こんな感じをイメージしてもらったら大丈夫です。
例)上の図で一番上の矢印のところで血管が詰まってしまった。とすると2番目、3番目の血液から、吻合を使って、一番上の終動脈に到達することができると思います。
以上このようなものを側副循環路といいます。
しかし、この終動脈で血栓が詰まってしまうと...その到達先が脳などなら残念ながら脳梗塞となってしまいます。
またもう一つ、実は○○梗塞の原因となることがあります。それは動脈そのものです。
どういうことか?
先ほど、動脈は弾性型と筋性型があるといいました。
弾性型は伸びやすいですが、筋性型は伸びにくいんです。
これが重要なポイントでして、弾性型なら血栓ができても、持ち前ののびる力を駆使して、血を流すことができますが、筋性型はそれができないのです。
予防
ではどうすれば、血栓ができにくくできるのか?
血栓ができるということは、血がドロドロで、内皮を傷つけやすいということです。
なのでサラサラな血にすることです!
ドロドロな血とは?
飲みすぎ食べ過ぎをしている人などですね....(☚筆者めちゃくちゃ当てはまってます、とてもまずいですね😅)
ですが大丈夫!
血をサラサラにする食べ物があります(笑)
私のように該当する方は、皆さん急いで調べて、意識してその食品を摂取したりしましょうね(笑)
例えば、納豆や青魚に含まれているらしいですね(笑)
皆さん頑張って健康寿命を延ばしましょう✊
以上が○○梗塞の原因から動脈を考えるでした。
まとめ
今回のポイントは
・動脈には弾性型と筋性型の2種類。
・○○梗塞の原因は内皮からの出血、筋性型であるから
・側副循環路、吻合と終動脈
でした。
次回
次回は、題名にpart1とある通り、また引き続き血管についてです(笑)
今回動脈の構造についてめちゃくちゃ詳しく知ってもらっと思います。
○○梗塞の仕組みが少しは理解できてもらえたらうれしいです。
次は今日の動脈の種類についてみていこうと思います。
そして、もう一つ静脈についてお話しできたらいいなと思っています。😳
長々とご閲覧ありがとうございました!